近年のシュタイナー学校の進展には目覚ましいものがあります。でも、シュタイナー学校に通える子供達は限られているのが現状。家が遠かったり、経済的に難しいこともあるでしょう。一般入試で大学受験できるだけの試験対策がシュタイナー学校ではできないのではないかと、不安に思ってシュタイナー学校入学に踏み切れないご父兄もいることでしょう。
また、人智学というと、宗教やオカルトだと感じて敬遠する人もいます。
シュタイナー教育へ一歩を踏み出すには勇気がいるかもしれません。
でも、シュタイナー教育の、純粋に素晴らしい部分を、もっとオープンに、誰もが学ぶ事が出来たらどんなに素晴らしいでしょう。
メインストリームの学校に通っていたって、シュタイナー学校のエポック授業やカリキュラムから得るものは多いでしょう。一般の学校の先生だって、シュタイナー教育のエッセンスを学校に取り入れることだって可能でしょう。
シュタイナー学校や人智学の世界にどっぷりと浸らなくても、シュタイナー教育の良い所を、それを必要とする全ての人に手が届くようにしていきたい。それが私たちの願いです。
今、その願いを叶えるべく、現在、私たちは活動しています。このホームページも活動の一環です。応援していただけたら嬉しいです。
「シュタイナー教育 学びの広場」管理人
石川華代 Kayo Ishikawa-Voss
愛知県出身。日本、カリフォルニア2年、イギリス12年を経て現在ドイツ在住。シュタイナー教育発祥の国からシュタイナー教育情報を発信中。日本で高校数学教員をしながら、学習塾を経営すること8年。教員時代に、より良い教育の探求途中でシュタイナー教育に出会う。カリフォルニア、サクラメントのルドルフ・シュタイナー・カレッジにて、人智学基礎コース、シュタイナー教員養成コースを修了。夏のシュタイナー高校教員養成コース受講。カリフォルニアからイギリスへ渡り、 二児の母親業をしながら、エルムフィールド・ルドルフ・シュタイナー・スクールで数学/幾何学メインレッスン(エポック授業)を教えた。
シュタイナー教育だけでなく、メインストリーム学校での数学教師も経験してきました。日本の高校、英国の日本人補習校などで、文科省認定教科書を使いながら、その中で楽しめる授業を実践してきました。シュタイナー教育の根本思想を基盤にしつつも、シュタイナー教育と他の教育の間に橋をかけることをライフワークに、壁を作らず、オープンに活動をしています。
- 著書
「思考を鍛える 幾何アクティビティ
〜シュタイナー学校エポック授業から〜」
「フォルメン・レッスン1〜小学1/2年生」
「フォルメン・レッスン2〜小学3/4年生」
「さんすう教室〜小学1年生」
「算数教室〜小学2年生」
「inspiration Volume 1」
「inspiration Volume 2」
「inspiration Volume 3」
「inspiration Spiral」
e-waldorf 企画の本
「こくご教室テキスト1 レッスン1〜3」
「こくご教室テキスト2 レッスン4〜6」
手づくり石けんWEBに、シュタイナー教育についての記事を掲載して頂きました。どうぞ、ご覧ください。
教育に対する思いを綴っています。
読んで頂けたら嬉しいです。
幾何学あれこれ。ブログから。
管理人がドイツのシュタイナー学校を訪れたときの日記がこちらにあります。どうぞ、ご覧ください。
- ブログ e-waldorf inner light 更新情報
「自分で考える」ということ・・・「これ!」を見落とすと危険。
我が子を「自分で考えられる人間」に育てる方法
e-waldorf リズミックエクササイズ講座 夏の特別受講受付
こどもの心が喜ぶ学びって? 小学校1年生に大事なこと
シュタイナー教育〜教科間のつながりの素晴らしさ、でも、もっと大事なこと
シュタイナー教育の一番の特徴は・・・
高校生シュタイナー学校のZOOM数学レッスン
フォルメンからひらがなへ シュタイナー学校こくごの授業 みなさんもやってみてください
(暮らし)納豆おそるべし〜手作り納豆の力
反響が大きかった算数のアクティビティ、たくさんの方が挑戦してくださいました!
Kilian Voss
人生、仕事のパートナー。ドイツの芸術家一族の第六世代として生まれる。人智学系老人ホームでの仕事、オイリュトミー学校、建築学校、ゲーテアヌムの劇場スタッフをしたあと、カリフォルニアに渡り、シュタイナー高校教員養成講座修了。また、ルドルフ・シュタイナー・カレッジのサマープログラムでクラフトを教え、彼のクラスでキンダーハープを彫り上げた生徒数は100人を越える。
現在、イギリスにあるエルムフィールド・ルドルフ・シュタイナー・スクールで木工、金工、デザイン&テクノロジーを教える。また、エルムフィールドの大規模な校舎建築、改築プロジェクトのリーダーとして活躍中。フォトグラファーやグラフィックデザイナーとしても活躍するマルチなひと。それと平行して、子どもの頃から鍛え上げた感性で、芸術活動に勤しむ。
この日本語サイトでは、サポーター役を勤めます。